葬儀
葬儀とは極楽浄土へ旅立つ人を見送る大切な儀式です。故人の人生を、一生をどのように考えてあげるか、捉えてあげられるか、御家族、御親戚、縁のある方と一緒に共有する大切な儀式でもあります。限りある自分の命を思い、死を思い、これからどう生きるかを葬儀を通して考えていただきたいと思います。
もしもの時は焦らずお寺に一報を
御家族、御身内の方、御縁のある方を突然亡くされた場合、多くの方が動転されてしまうことかと思います。まず、そんな時はお寺に一報していただきたいと思います。℡048-996-7153
それぞれご家庭の事情がございますので、
そのご家庭にあった葬儀を提案させていただいます。
常然寺では檀家様以外のご葬儀を承ります。ご相談ください。
葬儀までの流れ
大切な人が旅立たれたら
まずはご親族へ連絡後、お寺に連絡します。 不明なこと・不安なことがございましたら、まずはお寺にご相談ください。 葬儀社のご紹介等、必要なことをご案内させていただきます。 お寺に連絡いただいた際に、通夜、葬儀の日程のご相談させていただきます。
臨終勤行 枕経
常然寺では差支えがない場合、枕経をお勤めさせていただいております。
(枕経とは旅立った方が往生できるように行う読経です。亡くなられたのちすぐに行います )
枕経後、葬儀やお戒名について打ち合わせさせて頂きます。
通夜 葬儀 告別式
御家族、御親戚、故人様と御縁のある方がお集まりになり、通夜をお勤めします。
明日に葬儀、告別式を勤め御供養させていただきます。
※葬儀を中心とする通夜や四十九日までのご供養等の葬送儀礼には、それぞれの“意味”があります。
お読みするお経にも意味があります。そうした儀式やお経の意味を理解していただきたいと思います。
例えば、宗教儀礼を伴わない「お別れ会」は「告別式」の意味合いを果たすかもしれませんが「葬儀」の意味合いは持ちません。また、家族のみで行う家族葬は「葬儀」の意味合いは持ちますが「告別式」の意味合いは持ちません。このように、意味を知らずに考えてしまうと、葬送の方法として手順が抜け落ちてしまいます。意味を踏まえていれば、形を自由にする事ができます。
四十九日忌法要 納骨(地域によっては火葬後、当日納骨もあります。)
大切な方が亡くなられて49日、もしくは49日前に
四十九日法要、納骨法要、位牌開眼供養をお勤めいただきます。
戒名について
常然寺では生きている間にお戒名をお授けする事を薦めております。
戒名とは「仏の弟子」となる名前で、極楽浄土に新しく往き生まれた時の
お名前です。仏弟子としての証である戒名を受けより良い人生を送りましょう。
※本来、戒名は生きている間に戒師(戒を授ける僧侶)から頂くものなのです。
ご本人の意向や入れて欲しい文字などをご本人と相談しお戒名を授けさせていただきます。
戒名には「院号」「誉号」「道号」「戒名」「位号」の順に構成され、これを「戒名」と呼んでいます。
戒名には様々な種類があり、お戒名によって奉納額が違います。ご相談ください。
戒名例
男性:○○○○信士(6文字)○○○○○○居士(8文字)○○院○誉○○○○居士(11文字)
女性:○○○○信女(6文字)○○○○○○大姉(8文字)○○院○誉○○○○大姉(11文字)
お戒名のお布施はご相談ください。
浄土宗では6文字~11文字のお戒名をお授けさせていただいています。